木下雄介
仲が良いとは
こんにちは。人材研究所の木下です。
最近登山に続き、キャンプにハマっており、この寒い中凍えそうになりそうになりながら、この間も奥多摩の方にキャンプ、いや、野営をしてきました。
・焚き火をぼーっと眺めるのがたまらなく趣を感じられる
・田舎出身だからなのか、自然が恋しくなる衝動に駆られる
・大人の全然秘密ではない秘密基地ごっこ感がたまらない
・キャンプギアを買うことによってコレクション魂が呼び起こされる
とりあえず、野営の面白さを伝えてみました。
まだ3回ぐらいしか言ってないので、ペラペラな話しかできそうにないのでキャンプの話はこれぐらいにしておきます。
何の脈絡もないですが、今回は「本当の仲の良さ」について書いてみたいと思います。
ある番組にて、ナインティナインの矢部さんが、コンビの仲がいい条件は「お互いのヒエラルキーがはっきりしているかどうか」と。仲がいいと知られるさまぁ~ずの三村さんと大竹さんを例に出し、2人でゴルフ行く際、必ず三村さんが大竹さんを迎えに行くそうです。また、You Tubeの広告で鴨頭さんがうちの夫婦は仲が良く、ほとんど喧嘩をしたことがない。なぜなら「ヒエラルキーがはっきりしているから」だそうです。
たしかに、コンビ関係、夫婦関係など、長期に渡って、他人同士が付き合っていくという関係において、完全に階層がはっきりしていると、喧嘩自体が発生しないことは理解できます。しかし、それ=仲がいいとも言い切れないような気もします。育った環境も違えば、根本の考え方も違う人同士が、長い時間過ごす上で感情的になることもあれば、言いたいことの一つや二つは必ず出てきます。(とてつもない広い心orとんでもない忍耐力があれば別の話ですが)つまり、喧嘩をしない=どちらか一方が、感情を抑え我慢していると捉えることもできます。喧嘩をすること自体は問題ではなく、建設的な議論を根気強く、諦めずにしていくことが本当の意味での、仲の良さではないでしょうか。(感情のぶつけ合いによる喧嘩は問題ですが)
議論自体、自分の感情を受け入れた上でそれを表に出さないようにし、かつ、相手の感情を逆なでしないように細心の注意を払う必要があるため、大変なエネルギーを消費する行為です。つまり、プライベートな関係においてはできれば避けたい、めんどくさい行為ということです。このめんどくさい行為をしてまで、目の前の問題を解決したいと思える関係が健全だと、私は思います。
とはいえ人間ですので、逃げ出したくなることはありますが、長い時間をかけてともに過ごす方とは、なるべく向き合うよう精進します。