コンビの信頼関係

■はじめに

You Tubeで芸人さんをよく見かけますが、テレビと違った面白さがあり、最近は「かまいたち」さんのチャンネルをよくみます。以前、会社の忘年会かでかまいたちさんのUSJのネタをコピーさせていただくほど好きなのですが、You Tubeでは、テレビではみられないようなゆる~い感じで見やすいことと、山内さんと濱家さんのコアな部分が知れることも好きな理由のひとつです。
その中の企画のひとつに、濱家さんが山内さんのボケを当てるというものがあり、濱家さんが見事に山内さんの考えたボケを言い当てるのです。さらに、驚くべきことに、他の芸人さんが考えたボケも言い当てており、「このひとなら、この問いに対して、こう答えるだろう」から連想していることだと思いますが、これは、ビジネス上で、非常に重要な観点だと感じました。「このひとなら」の部分が特に重要で、前提としてその人自身をよく知っておく必要があり、その人ならではの癖を把握しておかないと出来ないと思います。これは長年一緒にやってきた信頼関係の賜物なのか、単純に濱家さんが天才なのかはわかりませんが、一人で感動していたのを覚えております。

■「このひとなら」の発想の大事さ

「このひとならこれを言ったらこう思うだろう」、「このお客さんはこういう性格でこう思うはずだから、この話はこういう感じで持っていこう」など、コミュニケーションをとる際、割と考えて発言することが多いですが(当たり前のことですが…)、その前提にあるのが、相手の人となりを理解することだと思います。例えば、部下に対して何か指導しなければならない、お灸を据えないといけない状況の際、こちら側が言いたいことをひたすら言って、相手が納得し行動が変わらないこともあると思います。表面上では、「わかりました」となったとしても、本当の意味で伝わっていないことがよくあります。(私の威厳の無さからかもしれませんが。)だからこそ、部下に対しても、見えている課題だけではなく、部下がどういう性格の持ち主なのかを知ること、知った上で部下が行動変容起こす可能性が高い伝え方を考えることも、上司の仕事のひとつだと感じます。
対部下に対する例をあげさせていただきましたが、対同僚、対上司、対クライアント、対妻(いませんが)、対友人等におけるコミュニケーションにおいて、その人を理解することは、本当に大事なことです。さらに、日本語はハイコンテクストな言語な故に、微妙なニュアンスの違いから勘違いを生み、人間関係がこじれ、大きな問題に発展するということはよくある話です。(実際、我々が組織分析などで、組織の状況を調査させていただくことがありますが、人間関係の問題は、だいたい勘違いから起こっています。)「人を見て法を説け」ではないですが、目の前の、その人がどんな人なのか知ろうとする姿勢は、どんな立場、状況になっても崩さないようにしたいとしみじみ感じました。

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木下雄介

木下雄介

愛媛県出身。新卒で飲食ベンチャーであるきちりに入社後、リクルートに不動産広告の営業職として転職。 飲食ベンチャーでは成果が出ている店舗は“人”のコンディションがいいことや、“人”をマネジメントすることの難しさを感じた。リクルートでは“人”の課題で苦しんでいるクライアントと対峙してきたことから、漠然と“人”に興味が湧いていた。そんな中で当社の「結論ありきのコンサルティングはしない」というスタンスに魅力を感じ入社を決め、今に至る

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